姫と年下王子たち
「美姫、出るつもりないから補欠でいい」


前髪をかき上げると、また机に伏してしまった。


「球技大会は、全員参加って知ってるでしょ?」

「だって、汗かくの嫌いだもん」


…どうやら美姫ちゃんは、お嬢さまキャラのようだ。


美姫ちゃんの一言で、クラスの空気が一気に悪くなったのがわかった。


「…どうしようか」

「う~ん…」


前で、体育委員の2人が頭を抱えている。
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