姫と年下王子たち
けど、本当に美姫ちゃんの体調のことが心配だった。


あたしは、美姫ちゃんを本部のテントへ連れて行った。



「この生徒が、体調不良を訴えているのですが…」


白衣を着た女の保健室の先生に、美姫ちゃんを診てもらうことに。


すると…。


「また、…あなたね」


美姫ちゃんの顔を見るなり、保健室の先生はなぜか呆れた顔をした。


「…で、今日はどうしたの?」
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