姫と年下王子たち
「あたしをっ…!?」

「そうだよ!なんでも前回、問題集1冊をすべて終わらせたらしいね!!」

「…そ、そうですけど…」


それは、あんな状況になったからであって…。


と、心の中で呟いたけど、口に出せるはずがなかった。



塾長の話によると、桔平くんには前から何人かの家庭教師が着いていたらしい。


でも桔平くんが気に入らなくて、初回で交代させられたり、桔平くんがまったく勉強をしなかったという。
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