姫と年下王子たち
そんな問題児の桔平くんに、初回であたしは問題集をまるまる1冊終わらさせた。


これは、異例の快挙なんだそう。



「それに、工藤くんも工藤くんのお母さんも、キミをとっても気に入ってらっしゃるんだよっ!!」

「…あ、あたしを……ですか?」

「だから、『これからもよろしくお願いします』ということだったよ」


待って、待って、待って…!

話がどんどん、先に進んじゃってるんだけどっ…。
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