姫と年下王子たち
公園があって、その近くにケーキ屋があって…。


数年前のことでも、今でも鮮明に覚えていた。



「あ~…。こりゃダメだ…」


順調にタクシーが走っていたと思ったら、急に運転手がため息混じりの声を漏らした。


「どうかしたんですか?」


と聞いてみたが、前に目を向けると、その理由は一瞬にしてわかった。


フロントガラスから見えるのは、車、車、車…。
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