姫と年下王子たち
俺たちが乗るタクシーは、渋滞につかまっていた。


高速道路でもなく、ここはフツーの下道。

特に混むような場所でもない。


…なんで渋滞なんか。


「あ~!そうかっ!」


今度は、なにか思い出したような運転手の声。


「今日、花火大会があるんだよ!」


花火大会?

ああ、どうりで浴衣姿が多いわけか…。


交通も規制されるだろうし、渋滞するのも当たり前か。
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