姫と年下王子たち
恥ずかしそうに手をもじもじとさせ、顔を赤くして、いじけたように口を尖らせる由香里。


あのときの由香里のピュアな発言にときめいたいたことは、今でも覚えている。


「じゃあ、来年は行けばいいじゃん」

「…え?」

「花火大会」

「でも涼…、人混みがー…」

「俺も、由香里と見たいしっ」


俺がそう言うと、由香里の表情がパッと明るくなったのがわかった。
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