姫と年下王子たち
帰りが遅い由香里を心配して、家にまで様子を見にくるということは…。

“ただの知り合い”…なんてことはねぇだろ。



「あちらの方は?」


男が俺に目を向けた。


「ああ、私の友だち。実は今日…、熱中症で倒れちゃって…」

「…熱中症!?大丈夫なのかっ!?」

「うんっ、病院で点滴打ってもらったから。それで、彼がわざわざ送ってくれたの」

「…そうかっ。それなら、よかった」
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