姫と年下王子たち
さらに傷をつけたっていうのに、それでもまだ俺のことを…。


「もう一度、やり直そう」


こう言うのが、ベストな言葉だと思う。


俺たちがヨリを戻せば、傷つけた由香里の心を少しは癒せるかもしれない。


あのころの俺たちは、本当になんの問題もなく、ただ平凡に付き合っていた。


今ここでやり直したとしても、以前よりも長く付き合える自信がある。


俺は、そっと由香里の肩を抱き寄せた。
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