姫と年下王子たち
秋月さんを想いながら、由香里と付き合うなんてこと、…絶対にできない。


傷つけた分、由香里には幸せになってほしい。

…でも今の俺じゃ、それはできない。



由香里は俺の気持ちを悟ると、自ら体を離した。


俺と由香里との間を、肌寒い風が吹き抜ける。


「ホントに、涼は頑固だねーっ」


由香里は背伸びをして手を伸ばすと、俺の髪をくしゃくしゃと撫でた。
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