姫と年下王子たち
「これでひなと付き合えなかったら、許さないんだからっ」


白い歯を見せ、目を細めて笑う由香里。

だがその顔は、今にも泣き出しそうだった。


由香里は、強い。

…弱いのは、俺だった。


フられたのに、好きな相手を応援するなんてこと、そう簡単にできることじゃない。


「ありがとな、由香里」


由香里には、感謝してもし尽くせないほどの気持ちでいっぱいだ。
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