姫と年下王子たち
その階段に座って少しして、ぼんやりと上を眺めてたら、急に空が明るくなった。


待ちに待った、花火大会の始まりや。


「「…わぁー!!」」


見物客は呆気に取られて、みんな口を開けている。


「きれいーっ」


隣を見たら、美姫もほかと同様に、キラキラした目で空を見上げてた。


まるで、黒いキャンパスに色が添えられるように、目の前の夜空には、次々と花火が打ち上げられる。
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