姫と年下王子たち
これがすごい圧迫感で、体が押し潰されそうやった。



この満員電車に乗って、十数分…。

ようやく、この人の多さにも慣れてきた。


ブーブーブーブー…


そのとき、浴衣と帯の隙間に挟んでた俺の携帯が震えた。


わずかな隙間から手を伸ばし、携帯を見る。

送信者の名前には、“美姫”と書いてあった。


美姫…?


俺は、首を傾げる。


美姫は今、俺の半径1メートル以内におる。
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