姫と年下王子たち
「明日、桔平と涼に聞くしかねぇだろ」

「そうだな。だって、翼じゃ役に立たなかったしっ」

「だから、お前よりはできるっつーの!」


そんなバカな会話をしながら校門に行くと、制服を着た小さな女が立っていた。


グレーのスカートから見える、白くて細い脚。

風に吹かれてなびく、ストレートの黒のロングヘア。


俺は、その女を知っていた。


「園花(ソノカ)っ!」
< 3,465 / 3,957 >

この作品をシェア

pagetop