姫と年下王子たち
俺がそう呼ぶと、そいつはハッとするように振り向いて、すぐさま駆け寄ってきた。


「あっ、絢斗くん!それに翼くんもっ!」


にこやかな笑顔を見せる、園花。


「お前、よく俺だってすぐに気づいたな!」

「…え?どうして?」


園花が首を傾げると、肩にかかった髪がこぼれる。


「だって見た通り、髪型も髪色も変えたから、周りのヤツ、俺だって気づかねぇんだよ」
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