姫と年下王子たち
男はそんなダサいセリフを吐き捨てると、女を連れて人混みの中に逃げるように消えていった。


追いかけて、覚悟もねぇクセに拳を振り上げんなと説教しようと思ったが、やめた。


俺は、そんなザコにつき合ってる場合じゃなかった。


園花を探さねぇと…!


本来の目的を再確認し、俺はまた人混みに割って入った。



どれくらい、経つだろうか…。

探しても探しても、園花は見当たらない。
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