姫と年下王子たち
「そうじゃなくてっ。…今から俺ん家にこいよ」

「へ…?」


自分でも驚いた。

道のど真ん中で、「今から俺ん家にこいよ」なんて堂々と言うとは。



「お邪魔しまーす…」


借りてきた猫のように、おどおどしながら部屋に上がる秋月さん。


俺らしくない言葉が口を突いて出てきたが、そのおかげでこうして秋月さんを家に連れてくることができた。


べつに変なことを考えて、連れ込んだわけじゃない。
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