姫と年下王子たち
俺は秋月さんをリビングに残し、姉貴を廊下に連れ出した。



「なにしに帰ってきたんだよ?」


…しかも、あの状況で。


「なにしに帰ってきたって、ここはアタシの家なんだから、べつにおかしいことはないでしょ?」

「…そうだけど。じゃあ、向こうの家は?」


姉貴は職場近くのマンションで、彼氏と同棲中。

この家には、まったくと言っていいほど帰ってこない。
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