姫と年下王子たち
出来上がった晩メシの鍋も、向かい合いながら2人で突っつく。


「あっ、…ごめん!!あたし、最後のお肉…食べちゃった!」

「大丈夫だよ。まだ冷蔵庫にあるから」



ずっとこんな時間が流れていたら、どれほど幸せだろうか。


どこかへ出かけるよりも、俺はこういう風に2人でのんびり家で過ごすことも、悪くはないと思っている。


今度は怖くないDVDを借りて、また今日みたいに2人で過ごしたい。
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