フキゲン課長の溺愛事情
「いや、遅くなるかもしれないから俺のぶんは必要ない」
「そうですか」

(課長は夜は家庭料理よりも外食の方が好きなのかな。それなら朝食を作ろうかな)

 そんなことを考えながら、璃子は「おやすみなさい」と言って部屋に向かった。

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