潔癖症ヤンキーとペンギン
すると、
そこには長身の男性らしき後ろ姿が見えた。
上下には白いジャージ。
なかでも特徴的なのは、その銀色の髪。

彼があの不届き者に蹴りを見舞ったとき
仄暗い蛍光灯の光が白いジャージを淡く照らして
さも銀色の龍が救ってくれたように見えたのだろう。

さっきの銀色の龍の正体は、
彼の美しい蹴り技だったようだ。
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