SEXY-POLICE79
血煙が飛散し犯罪者をより濃い赤色に染めあげる。

何もかもがもう手遅れなのだと、犯罪者は自分に言い聞かせて、憎き相手に恨みのすべてをぶちこむ。

笑いが止まらなかった、涙が止まらなかった。

憎しみをはらしても何もみたされるモノはない。

ぐちゃぐちゃに切り刻まれた死体を犯罪者は冷たい目で一瞥し、あとは火をつけるだけ。犯罪者は予め用意してあったガソリンを部屋中にまき散らして最後の仕上げである火を放った。燃え盛る炎火(えんか)の中犯罪者は冷笑を浮かべ、誰にも悟らせることなく炎火の闇に姿を消した。

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