まるでペットのような彼
心配性にもなるさ!

なかなか本心を言わないし、無理しててもそれを言わないで仕事をしてる。


家事も分担するようにしてるんだが、黙ってると全部一人でこなそうとする。

それは、暮らしだしたばかりの1ヶ月の間にわかったことだ。


それもあって、休みの前日になると郁美が起きれないくらいにして、俺が家事をこなしていた。

そうしないと郁美は、休みでも休んだりしない。


はじめのときは、抑えられないのもあって、逆に無理させたかもだけどな。
俺自身に笑ってしまう。

なんせ、郁美が翌日だけでなく月曜日までヘロヘロになっていたからな。


そのときに、動けないのをよいことに一緒にお風呂も入ったりした。

いまじゃ、一緒に入ってくれない。


たまには、抑えないでヘロヘロにしてやろうかと思ってしまう。


子どもができたから、これを口実に久しぶりに入れるかも…
なんて一人ほくそ笑んでいたことは、郁美に内緒だ。








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