まるでペットのような彼
「郁美さんが、悪いんだから…」

そう言って、悠の顔が私の顔に近づくと唇が重なった。






(これって、キスされてるよね。)
目を閉じる暇もなく、整った顔がドアップで迫ってきて、目と目が合う。

「郁美さん。目を閉じて」
そう言ったあと、また角度を変えて、唇が重なった。

次第に深くなっていくキス

私の口から、吐息が漏れる。

「ん…んん…」

久しぶりのキスに、受け入れるのがやっとだった。
私の手は、悠によって誘導され、悠の首の後ろに回していた。

本格的で官能的なキスに、朦朧としていると悠が離れた。

私の顔を見た悠は、
「郁美さん。色っぽすぎ」
そう言って、私の首筋に唇を這わせる。

その甘やかな感触にピクリと身体を震わせて、吐息を漏らす。

「ア…ン…」

「……ヤベ…」


いつの間にボタンを外されていたのか、ブラウスが全開になりキャミソールの中に手が滑り込んでブラの上から胸を撫でられていた。

「アン…まって…」

「待てない」

また唇を塞がれて言葉を閉じ込められる。


なんで、こんなことになってるの?


悠の手は、止まることなく私の身体をまさぐり、ブラをずりあげ、胸を顕にする。

その胸を直に手のひらに包みこむ。


「ン…ンン…ウン…」

悠は、キスをしたまま胸を揉み上げながら頂きを指で転がすように摘む。


与えられた刺激に、身悶えしてしまう。







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