まるでペットのような彼
ホントにそうだと思う。

ホストなんて目の保養にしか思ってなかったから、付き合うとか、ましてや一緒に暮らしてるだなんて考えられない。


遊びで付き合うなんてなかったから、年下と付き合うことも考えたことなかった。


それが、一回り近く年下の悠と同棲して、甘やかされている。

金曜か土曜の夜は、悠に寝かせてもらえないから…
翌日の家事のほとんどを悠がしてくれてる。


私がベッドから起きるのは、ご飯のときくらいで、起きてると悠に弄ばれてぐったりしている。



うちに来たばかりのときの草食系大型犬が、肉食狼系大型犬になってしまっている。


いつまでも続くと思えないんだけど…
いまの幸せを思いきり享受しておこうと思う。




「なんにしても、奥手の郁美が、進歩したってことね。」

「なんだか複雑…」

「だって、郁美ったら仕事じゃクールを装ってるくせに、恋愛の駆け引きなんか女子高生以外だもんね。」

奈央子さん。
あまりにもグサグサときてますよ。

「ハルくん、よい子そうだし、年下だけど、リードしてくれそうだから、よいんじゃない?」











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