まるでペットのような彼
「そんな男に私も出会いたいな~。だいたい私のがあのお店に通ってたのに、なんで郁美なのよね。」
そう言われてみたら、そうかもなんだけど…
「奈央子は、いつもミキくんを指名してたじゃない。それに彼氏もいたしね。」
けっこうお店で、彼氏の話しなんか愚痴ってたりしたのだ。
行くときは、たいてい男の愚痴があるときだったからね。
「それもそうね。愚痴りまくって慰めてもらってたんだものね。」
「そうよ。」
「だけど、郁美の仕事の方は、大丈夫なの?」
「それなんだけど、これから上司と相談よ。女性管理職の結婚なんて初めてだからね。残れたらよい前例になれるわ。育児休暇だって、一人前例がいたくらいだっけ?」
「そうよね。うちの会社って、制度だけあって利用してる人いないものね。上司の中には、旧態然のままで辞めるのが当たり前だなんて態度に出す人もいるものね。」
「そうそう。
そういえば、よい男って狙ってた男がいたんじゃなかったっけ?」
「それがさ~とんでもない男で、ダメだったのよ。」
「それなら憂さ晴らしに"一夜"にでも行く?」
「えっ?郁美、行ってもよいの?」
「今月まで悠がいるから、ご指名でならってことでね!」
「じゃ、今度の金曜にでも行こう!」
そう言われてみたら、そうかもなんだけど…
「奈央子は、いつもミキくんを指名してたじゃない。それに彼氏もいたしね。」
けっこうお店で、彼氏の話しなんか愚痴ってたりしたのだ。
行くときは、たいてい男の愚痴があるときだったからね。
「それもそうね。愚痴りまくって慰めてもらってたんだものね。」
「そうよ。」
「だけど、郁美の仕事の方は、大丈夫なの?」
「それなんだけど、これから上司と相談よ。女性管理職の結婚なんて初めてだからね。残れたらよい前例になれるわ。育児休暇だって、一人前例がいたくらいだっけ?」
「そうよね。うちの会社って、制度だけあって利用してる人いないものね。上司の中には、旧態然のままで辞めるのが当たり前だなんて態度に出す人もいるものね。」
「そうそう。
そういえば、よい男って狙ってた男がいたんじゃなかったっけ?」
「それがさ~とんでもない男で、ダメだったのよ。」
「それなら憂さ晴らしに"一夜"にでも行く?」
「えっ?郁美、行ってもよいの?」
「今月まで悠がいるから、ご指名でならってことでね!」
「じゃ、今度の金曜にでも行こう!」