神様になりました


「おい、伊月
さっきの話の続きをしたいんだが、良いか?」

予想出来てるけど何て答えるかな
面倒くさくならない様に片付けるのが妥当か

「あぁ、質問ってなんだ」

「単刀直入に言う、お前は何者なんだ?
俺達は貴族だ。普通貴族と分かれば媚を売るか怖がる、だがおまえは媚を売る事も怖がる事も無い、逆に興味が無い様子だった
それにお前の目は深く暗い目をしている
まるで闇に覆われている様な目だ
そんな目は見た時が無い」

へぇ流石は上位貴族だけはある
気付いていたか、まさか目の方まで気付くとは思わなかったが…
でも、こいつらに言う必要無いから黙っておくけどね
変に同情されたりするの嫌だし

「媚を売ったとこで何か僕に利益でもある訳?
自分より弱い奴を怖がってどうする。
確かに菜月の言う通り僕は君達に興味無い
唯、君達の能力には興味有るけどね
それと目だっけ?何の事かな、いきなり人の目を見て暗い目って失礼だな」

菜月達を呆れた目で見て言った

「まぁそうだな、ならもし媚を売って利益があるならどうする?
あぁすまない、流石に失礼だったな
唯、客観的に見て他の奴等より目が暗いって言うか、笑ってない様に見えたんだ」

結構観察力もあるのか
菜月は国の部隊向きだな
部隊っていうのは簡単に説明すると
ギルドが団体になったやつだ
攻撃部隊、防御部隊とか色々あるんだ

「さぁな、その時による。別に気にしてない
自分じゃ良く分からないからな…
まぁ気にしないでくれ」





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