神様になりました

何方にしろ先輩が、負けるのは確定してるけど
生意気な事を言ってられるのも今の内
てか、それこっちのセリフだっての

「分かりました。では始めましょうか」
そう言って瞬時に魔法を繰り出した
「ブラックアイスドロップ」
闇と氷の合わせ技で中級下位魔法
謂わば平凡並の威力

「闇と氷の合わせ技を使えるとは思わなかったけ ど大した威力では無いわね。所詮口だけね」
馬鹿にしたような感じで言ってきた先輩

「それはどうでしょう…?…」
ってもう遅いかな

「何よ、どういう意味よ…!?…きゃあっ!!
い、いつの間に…!?それに、中級下位魔法のくせに威力が何でこんなに強いのよ!ほ、ほ、炎の舞‼︎‼︎」
おぉーアタフタしてたし無理かと思ってたけど
ちゃんと相殺出来たみたいだ

そして休まず魔法を繰り出す
「休んでる暇何てありませんよ?早く体制を整えて下さいね。それに威力が強いのは僕が強いからですよ?
"氷覇" 」

下級下位魔法、氷覇
下級の技だけど今回は少し魔力を多く含んで放ったから威力は下級では済まないけど

「っ!!下級の氷覇がこんなに威力が強い筈が無いわ!!!貴方何をしたの!?」
気が動転してるのか、軽いパニック状態に陥っている

減らず口を叩く前に目の前に迫り来る魔法を対処するのが先だろう
「先輩そんな事言ってないで早く対処したらどうですか?このままじゃ負けますよ」
クスリと笑った

「言われなくても、分かってるわよ!!
"バーニングファイア" 」
顔を赤くしながらも魔法を唱えた
火の上級中位魔法
自分の周りを炎で囲み、相手の攻撃から身を守る技

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