strawberry tea×わがまま姫♀
゛観覧車に乗車中の皆さん、誠に申し訳御座いません。
ただいま観覧車が急停止するトラブルが生じております。係員が安全確認・再作動を行っております。暫くそのままで、お待ち下さい…゛
蓮を睨んでいた時、アナウンスが流れた。
『…早く動けよ』
蓮はちぇっと舌打ちをして、外を眺めた。
「直らなかったらどうする!?」
あたしは怖くてたまらない。
『…2人っきりでいられんじゃん』
蓮は何言ってんの?と言う目であたしを見た。
………っ。
あたしの心臓はこんな非常事態に関わらず、早く動く。
「やだよ!2人っきりでも観覧車は怖いから!」
あたしは照れ隠しに言った。
『………あ』
その時、蓮が呟いた。
え……何?
『…あれ、いとこ。』
蓮がそう言って、指差した。
あたしはその指差した方向を見る。
「…本当だ…」
そこには、超美形な女の子が居た。
『アイツ変わってねぇ』
蓮がクスッと笑った。
…………っ。
いくら、いとこだと知っても、心は曇る。
……こんな感情、欲しくないのに。
「仲良いんだね。
会ってくればいいじゃん!」
あたしはツンツンとした言葉で蓮を見た。
蓮はちょっと驚いた顔をしてから、ニヤリと笑った。
………ん?
『……嫉妬、した?』
………んな!?!?!!?
(↑図星)
「んな訳無い!!
誰が蓮なんかに嫉妬…」
『嫉妬深いんだろ?』
蓮のニヤニヤ笑いは止まらない。
……くそぅっ!
どうしてあたし、顔と態度に出ちゃうんだろー!?