鬼部長の素顔


次の日、会社に行くと
いつもと変わらない


本当に、あれは部長だったのかと思う


いつものように
ご機嫌悪そうにパソコンに向かい
電話の声も……淡々としていて


「誰だ、この報告書!?」


あー……私じゃなくてよかった
1つ上の先輩が怒られている


あーめん、先輩


そう思いながら、仕事をしていたら
視線を感じてしまった


もしやと思い、ゆっくり確認すれば
ひぃっっっ!


『ま、ま、麻耶先輩……鬼が……』


「ん?あら、本当だわ……クスっ」



麻耶先輩、笑い事じゃないですよ!
なんで、睨むんだよっ!


何もしてないのにっ!
ちょっとムッとして
ぷいっと、してやった
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