鬼部長の素顔



問診票に記入すればするほど
不安になっていく


問診票を返し、待つこと30分


「柿崎さーん、お入りください」


『はい……お願いします』



診察室に入ると、おじいちゃん先生が座って問診票を見ていた

ふむふむと言いながら
「ちょっと、見てみるから隣の部屋にお願いしますね」


私は看護師さんに案内され
診察台へと案内された


……えっ!


「下は全て脱いでくださいね。脱いだら、台に座ってください」


『し、下着もですか?』


「そうです、」


そう言って部屋を出て行ってしまった
てっきり、機械をお腹に当てて診るんだと思っていた



言われた通り下を全て脱ぎ
いざ、台へ座る

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