ときめきました、あなたに


いつも、どこかで見守ってくれる?

なんでいつも都合よく現れる?

「今、暇なの?」


「いや、歩いていたら、遭遇しただけ、」

「塚本、いつまで あぶらうってるんだ?会議するぞ」

つぐみはクスって笑った


廊下でのあらましを見ていた同期

いつものところで定例会開くとメールが来た。「津村は必ず来るように」と電話で推された。

まあ、一応連絡をしたら「飲み過ぎるなよ、あの可愛いつぐみをさらけだすな」って釘をさされた。






まずは

「乾杯だな」って人数分のビ~ルが来た


しかしみんなの目は、つぐみに注がれて

「何に、みんなして・・・・」


「何に聞かれるかわかるでしょ?」

「この場に及んでも?今日の事を白状しなさい」

「つぐみ、見てたよ・・・塚本さん飛んで行ってた」

「やっぱり、忙しかったんだ」

「宣言したんだってな?二人で」


「まあね、」

「気をつけなさいって言ったって塚本さんが対処してくれるよね?」


楽しい時間を過ごし

塚本さんが迎えに来た

「酔ってないよな?」

「今日は、絡んでないけど、」

「それならいいんだけど、」

時と場合によります。そう毎回絡むわけないのに、なに見たいのかと

「いいな、つぐみは心配してくれる人いて、羨ましい」


お互い見つめあって、微笑返して

「独り者には目の毒だ、さっさと帰りなさい、つぐみ」

「いいの?何か聞きたい事は?」


「もういい、幸せなんでしょ?」


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