ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
そっか…とつぶやき、藤枝さんは、私の涙が止まるまで横に立っていてくれた。
「こっちへ来て」
タクシーを止めた藤枝さんに、後部座席へ押し込まれた。
タクシーは、大阪駅方面へ走り出した。
強制送還か…
そうだよね。仕事で来てるんだし…
大阪駅に着いたようで、タクシーを降りると、ザ・Rホテルのエントランスだった。
戸惑う私に、藤枝さんは、
「疲れたでしょう。今日はここで休んで。
明日は何か予定ある?」
「予定は…ありません」
チェックインの手続きをサッと済ませ、
「じゃあ、起きたら連絡して?必要な物があれは、フロントに連絡してくれればいい。だいだいの物は揃うから」
呆然とする私を部屋に押し込み、「おやすみ」と言ってスタスタと去って行ってしまった。
「こっちへ来て」
タクシーを止めた藤枝さんに、後部座席へ押し込まれた。
タクシーは、大阪駅方面へ走り出した。
強制送還か…
そうだよね。仕事で来てるんだし…
大阪駅に着いたようで、タクシーを降りると、ザ・Rホテルのエントランスだった。
戸惑う私に、藤枝さんは、
「疲れたでしょう。今日はここで休んで。
明日は何か予定ある?」
「予定は…ありません」
チェックインの手続きをサッと済ませ、
「じゃあ、起きたら連絡して?必要な物があれは、フロントに連絡してくれればいい。だいだいの物は揃うから」
呆然とする私を部屋に押し込み、「おやすみ」と言ってスタスタと去って行ってしまった。