ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
ポツンと置かれた脚立。

クスッ

脚立を持ってくるとこまでは出来たんだ

どんなに大きくったって、苦手なものはあるよね…

さっさと済ましちゃおう。


よっ…と脚立に乗る。


乗ってから気付く。


「届かない…」


廊下の天井は以外と高く、かなり背の高いこの脚立でもすんなりとは届かない。

というか、背伸びすれば…

ほら、届いた。

無事に電球交換を終え、ホッと安堵の息をつく。

…この油断がいけなかった。

下りようと足を掛けたつもりが……


「あっ!」


脚立ごと倒れる私。

次に訪れるだろう痛みを覚悟した……

ん?痛くない。








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