染マレ。~私たちの恋色~
あたしは安城 舞(あんじょう まい)。中学2年生。



「あ・・・舞おはよ・・・」



この苦笑いしている桜華の双子の妹。


・・・そして。



「イタタタタタ!!!」



床ひきずられなうです。


あたしにとって、朝の華音は鬼。


今日も摩擦がおこりまくりのあたしの肌なんか気にしてくれない。


それでもあたしは食卓に来ると、またお菓子の家を想像し始める。


だって、そのほうが楽しいでしょ?
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