クールな同期が私だけに見せる顔


彼の手が髪を無造作に、くしゃくしゃっと髪を洗う姿に、見とれてる場合じゃない。

ぼっとしてたら、いきなりシャワーヘッドを向けられ、もう一度、頭からお湯をかぶった。

「うわっ!何すんのよ」

今度は、思いっきり頭からお湯を浴びせられた。

「やらしいな。どこ見てんだよ」

「どこって、どこも見てないわよ。目悪いもの」

酷いなあ。
私は、顔にかからないように手で顔を覆う。

「脱いで一緒に入れば?」

「遠慮します」

「髪、洗ってやる。こっちに来て頭下げろ」

「ちょっと待って、何するのよ」

彼は同じシャンプーを手に付けて、私の髪を洗いだした。

服を着たまま。

「服脱げって。それ、着てる方がエロい」

彼は、私が着てるTシャツを見ながら言う。
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