時にはケダモノくんなのです
「もうすぐで着くよ」
1人で勝手にドキドキしてる私に五十鈴君は気づかない。
普通にいつも通りの私でお邪魔すればいいだけ…
付き合ってるわけじゃないんだしなにも起きるわけないし…
ただただ緊張する。
「う、ん」
それから数分歩くと、五十鈴君の家に辿り着いた。
「俺の部屋綺麗じゃないけどあんま気にしないで」
そう言いながら五十鈴君は玄関の扉を開けて私を中に入れてくれた。
「…おじゃまします」
私は頷いて、五十鈴君の家に上がる。
綺麗な二階建ての一軒家。
緊張がMAXだ。