ヒーロー女子
さっきの大胆告白を思い出してボボボッと顔が熱くなる。
とにかく顔を隠したくて雅先輩の胸にうずくめる。
「…うるさぃ、雅先輩の意地悪」
「ごめん、風。でも嬉しかった。耳までつけたまま来てくれたし」
つけたままのネコ耳カチューシャを触られる。
と、ハッと先輩から離れて一周まわる。
「似合ってますか?」
「うん、似合ってる。可愛いよ」
「ほんと?」
「ほんと。ほら、おいで」
壁に寄りかかって座りながら手招きをする先輩の隣に座る。
「そこじゃない」
「え?」
「ここ」