モナリザの微笑
 道と建物の名前しか記されていない簡単な地図を頼りに探し歩き、やっと病院に到着した。中に入ると、病院特有の消毒液の臭いがする。

 ここにあいつがいるのか。
 俺は少し緊張しながら、受付の人に明星の病室がどこか訪ねた。

 明星の病室は、その階の一番奥にある広い部屋だった。見た目よりも軽い病室のドアをガラガラ開け、おそるおそる中に入った。
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