モナリザの微笑
 「やはり、来ましたね。君ならきっと来ると思っていましたよ。」

 
 あいつはベットに横たわっていた。包帯でグルグル巻きにされた片足を吊っている。頭も打ったのか、頭にも包帯が巻かれている。思ったよりも重症のようだ。ベットの横には新品の松葉杖が立て掛けてある。


 「べ、別に、お前のために来たんじゃないからな。行け、行けって担任に言われたからであって…」

 あいつは普段の微笑のままだった。


「弁解しても無駄ですよ。僕には誤魔化せません。本当は僕のことが心配だったのでしょう?ツンデレ君。」


「五月蠅い。」

 
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