何でも屋と偽りのお姫様~真実の愛を教えて~
「俺の事が好き?
本当にそう思っているなら何故こんなに震えている?」
それは、と口を開きかけてすぐに閉じた。
私は拓哉さんが怖いのだ。
これから何をされるかも分からない、彼の逆鱗に触れるとどうなるかは私にさえ予測できない。
そんな彼に“貴方が怖い”と素直に言ってしまえば、自分から火の中に飛び込むのと同じ事だ。
自殺行為でしかない、そんな事は絶対に避けたいところだ。
「……拓哉さんに……いっぱい心配を掛けてしまいました。
だから……嫌われるんじゃないかって思ったら……怖くて……」
僅か数秒の間にこれだけの事を考えた私の頭の回転率は凄いのではないか。
自画自賛をしていれば唇に触れていたはずの拓哉さんの手がゆっくりと頭まで移動していた。
髪を撫で下ろすように柔らかな動きをしながら私を見つめている。
さっきまで鋭く冷たかった目が、愛おしいものを見る目へと変わっている事に気が付いた。
「お前は何の心配をしているんだ。
前も言っただろう……俺がお前を手放す事も、嫌う事も無い。
俺はお前に狂っているからな」
そう言いながら拓哉さんの手は私の瞼を優しく撫でた。
「この綺麗な目に映っていいのは俺だけだ」
「拓哉さ……」
私が言葉を出そうとするよりも早く拓哉さんの手が耳へと移動した。
「この耳で聞いていいのは俺の声だけだ」
「っ……」
くすっぐたさから思わず声を漏らせば今度は唇へと彼の手が触れた。
「この唇から俺以外の男の名前を出すことは許さない。
俺以外から与えられた快感に喜びの声を上げるのも許さない」
「んっ……!」
ツーッと唇をなぞられると甘い声と一緒にピクリと体が震えた。
「この体も、心も、全部……全部俺のモノだ」
自分のモノであると主張する様に拓哉さんは私の体を余すことなく撫で上げる。
本当にそう思っているなら何故こんなに震えている?」
それは、と口を開きかけてすぐに閉じた。
私は拓哉さんが怖いのだ。
これから何をされるかも分からない、彼の逆鱗に触れるとどうなるかは私にさえ予測できない。
そんな彼に“貴方が怖い”と素直に言ってしまえば、自分から火の中に飛び込むのと同じ事だ。
自殺行為でしかない、そんな事は絶対に避けたいところだ。
「……拓哉さんに……いっぱい心配を掛けてしまいました。
だから……嫌われるんじゃないかって思ったら……怖くて……」
僅か数秒の間にこれだけの事を考えた私の頭の回転率は凄いのではないか。
自画自賛をしていれば唇に触れていたはずの拓哉さんの手がゆっくりと頭まで移動していた。
髪を撫で下ろすように柔らかな動きをしながら私を見つめている。
さっきまで鋭く冷たかった目が、愛おしいものを見る目へと変わっている事に気が付いた。
「お前は何の心配をしているんだ。
前も言っただろう……俺がお前を手放す事も、嫌う事も無い。
俺はお前に狂っているからな」
そう言いながら拓哉さんの手は私の瞼を優しく撫でた。
「この綺麗な目に映っていいのは俺だけだ」
「拓哉さ……」
私が言葉を出そうとするよりも早く拓哉さんの手が耳へと移動した。
「この耳で聞いていいのは俺の声だけだ」
「っ……」
くすっぐたさから思わず声を漏らせば今度は唇へと彼の手が触れた。
「この唇から俺以外の男の名前を出すことは許さない。
俺以外から与えられた快感に喜びの声を上げるのも許さない」
「んっ……!」
ツーッと唇をなぞられると甘い声と一緒にピクリと体が震えた。
「この体も、心も、全部……全部俺のモノだ」
自分のモノであると主張する様に拓哉さんは私の体を余すことなく撫で上げる。