何でも屋と偽りのお姫様~真実の愛を教えて~
「わぁ……案外綺麗だね……」
遥斗の家のリビングを見た1番の感想がこれだった。
黒を基調とした遥斗の部屋は大人っぽくて落ち着いた雰囲気だった。
いつもの子供みたいな態度を取る遥斗からは全く想像できない部屋だ。
もっと散らかってるかと思った。
失礼な事を考えていれば遥斗は少し顔を顰めた。
「案外って失礼だなお前は!」
「ごめんごめん!」
「絶対悪いって思ってねぇだろーが」
「そんな事……ないよ」
ゆっくりと視線を逸らせばジロリと睨まれる。
「まぁいい、飲み物持ってくる。
何がいい?」
「あ……お構いなく……」
「うるせぇ、客が遠慮するんじゃねぇよ」
そう言って遥斗はキッチンの方へ歩いて行ってしまう。
慌ててその背中を追いかける。
「私も手伝う!」
「はぁ?
……本当に変な奴」
ゲラゲラと笑いながらも遥斗は私をキッチンから追い出そうとはしなかった。
2人で並んで冷蔵庫を覗きながら笑いあう。
「何もないじゃん!」
「何もねぇ!!」
言葉が重なりさらに笑う私たち。
「仕方ねぇ……買い出し行くぞ!」
「うん!」
遥斗はニッと笑顔を浮かべながら私に手を差し出す。
私はというと、何の躊躇いもなく遥斗の手に自分の手を重ねていた。
「じゃあ行くか」
「お~!」
遥斗の手の温かさを感じながら私は歩き出す。
隣にいる遥斗の存在が、凄く大きく感じた。
遥斗の家のリビングを見た1番の感想がこれだった。
黒を基調とした遥斗の部屋は大人っぽくて落ち着いた雰囲気だった。
いつもの子供みたいな態度を取る遥斗からは全く想像できない部屋だ。
もっと散らかってるかと思った。
失礼な事を考えていれば遥斗は少し顔を顰めた。
「案外って失礼だなお前は!」
「ごめんごめん!」
「絶対悪いって思ってねぇだろーが」
「そんな事……ないよ」
ゆっくりと視線を逸らせばジロリと睨まれる。
「まぁいい、飲み物持ってくる。
何がいい?」
「あ……お構いなく……」
「うるせぇ、客が遠慮するんじゃねぇよ」
そう言って遥斗はキッチンの方へ歩いて行ってしまう。
慌ててその背中を追いかける。
「私も手伝う!」
「はぁ?
……本当に変な奴」
ゲラゲラと笑いながらも遥斗は私をキッチンから追い出そうとはしなかった。
2人で並んで冷蔵庫を覗きながら笑いあう。
「何もないじゃん!」
「何もねぇ!!」
言葉が重なりさらに笑う私たち。
「仕方ねぇ……買い出し行くぞ!」
「うん!」
遥斗はニッと笑顔を浮かべながら私に手を差し出す。
私はというと、何の躊躇いもなく遥斗の手に自分の手を重ねていた。
「じゃあ行くか」
「お~!」
遥斗の手の温かさを感じながら私は歩き出す。
隣にいる遥斗の存在が、凄く大きく感じた。