何でも屋と偽りのお姫様~真実の愛を教えて~
答えられずに黙っていれば拓哉さんは何を思ったのか私の手を引っ張った。
そして寝室まで連れて行くと私の体をベッドに投げ飛ばした。


柔らかい感触が私を包み込んでいく。
起き上がろうと体に力をいれようとした時、大きな体が私に覆いかぶさった。



「拓哉さん……?」

「……お前に分からせてやる。
お前が誰のものなのかを」

「んっ……」



拓哉さんの唇が私の唇へと重なっていく。
触れるだけなんて生温い物じゃない。
食べられるんじゃないかってくらい私の唇は激しく包まれていく。
息が続かない……拓哉さんの体を押し返そうと手を伸ばそうとするがその手は掴まれてしまう。



「大人しくしていろ。
お前はただ俺のキスに感じていればいい」

「んぅ……」



私から出る甘ったるい声が拓哉さんのキスを激しくさせていく。
リップ音が何度も何度も部屋中に響き渡り私の頭はおかしくなっていった。
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