何でも屋と偽りのお姫様~真実の愛を教えて~
私たちは喋ることなくパーティー会場の前まで来ていた。
会場の扉に手を掛けるレイヤとカオルさん。



「ねぇ……一体……」


戸惑う私にレイヤはタメ息をついた。
そして、クシャリと私の頭を撫でる。



「何も考えなくていい」

「そうそう。
せっかく集まってくれたのに……主役がそんな顔しないでよ」


カオルさんの言葉に首を傾げた。
集まってくれた?
意味が分からず2人の顔を見上げたと同時に会場の扉が開かれる。



眩しい光と共に私を迎えてくれたのは……。



「うそっ……」



もう2度と会えないと思っていた人達がそこにはいた。
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