何でも屋と偽りのお姫様~真実の愛を教えて~
「分かったわよ……じゃあ依頼するね。
如月 梓沙を……五十嵐 遥斗の公私ともにパートナーにしてください」

「……上等」



ニッと満足げに笑顔を浮かべる遥斗。
その顔は凄く格好良かった。



「代金の事だが……」

「は!?
お金取る訳……!?」



流石の私も飽きれていれば、盛大なタメ息をつかれる。



「金なんていらねぇよ」

「え……じゃあ……」

「  」




思いがけない言葉に私の顔は熱くなっていく。



「顔真っ赤じゃねぇか」

「う……うるさいなー!」



遥斗の背中をバシッと叩いて私は笑う。



「OK!
それでいいよ!」

「ふっ……交渉成立」



遥斗は紙にサラサラと字を綴っていく。
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