何でも屋と偽りのお姫様~真実の愛を教えて~
「捏造とは言え疑われる行動は控えようと思ってな。
訴えられたら敵わないからな……」



そう言いながら社長は明後日の方を向き続けている。


……いやいや。
その態度が物語っているじゃないですか。


自分がセクハラ親父だって。


だって本当に違うなら、凩 冬人を名誉棄損で訴えればいいもの。


って……。
なんか引っかかるのは気のせいだろうか?


こがらし ふゆと……。


そんな知り合いはいないし訊いた事がない名前だ。
でも……何か気になる。



「どうしたのかね?」

「あっ……いえ!
何でもないです!!
今日はですね……」



気になるけど今は仕事をしなければ。


そう思い私は仕事の話を始めていく。
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