何でも屋と偽りのお姫様~真実の愛を教えて~
「そのヨウコって奴はお前の知り合いか?」

「え?
あー……違うけど……」

「だったら何故そんな事を聞く?」



今度は私が尋問される番だった。

真っ直ぐな瞳に見つめられて私は言葉を失くす。

レイヤに嘘をつくなんて無理だよ。
離れていた時間があったとしても私たちは幼馴染である。


性格や癖などを互いに知り尽くしている為、もし嘘をついたとしてもあっさりとバレるだろう。


それに……嘘なんてつきたくない。



「……知り合いを通してヨウコさんから頼まれたの。
ここのホストクラブのレイさんって人が最近様子がおかしいから調べてくれないかって」

「どうしてお前に?」

「えっと……まぁ成り行きだよ、成り行き!!」



明るく言ってもレイヤの鋭い目からは逃れられなかった。
あの目で見られると弱いんだよね私……。



「……まぁいい」



深く追及してこない所もレイヤの優しさなんだよね。


有難い……。
でも私は深く追及するんだけど。



「っで……何かあったの?」

「……」



無言のままレイヤはお酒を口にした。


はい、出た。
レイヤが黙る時は肯定の証拠。


レイヤは私に嘘はつかない、絶対にだ。
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