男の秘密
7月も中旬に入り、少しずつ晴れの日が増え、そろそろ梅雨明けが近くなった。
来週の日曜日に村田の結婚式を控え、同期での出し物の練習も大詰めを迎えた。
当日の服をどうするのか、未だ決めていない優は少し焦っていた。
羽奈は自前で行くと言っていたし、他の子は借りたり買ったり色々らしい。
一緒に頼んでおけば良かったと後悔しても遅い。
部屋であれこれ悩んでいた時、忍から連絡があった。
何時もの様に他愛無い話をしていたが、いつの間にか二次会の話になっていた。
「え?まだ決まって無いのか」
「うん。どうしようか悩んでる間に色々あったでしょ。それで・・すっかり忘れてて」
「じゃぁ、俺が選んでもいい?」
「え!?」
「ダメ?」
甘い声が耳を擽り、恥ずかしいのに忍の願いを聞きそうになる。
「え・・と・・」
「ダメ?」
止めの声は更に艶やかで背筋がゾクリとするような声だった。
「ダメ・・じゃないです」
『この声に勝てる気がしないわ』
「良かった!じゃぁ・・今度うちに来てくれる時に」
無邪気にはしゃぐ忍の言葉に驚く。
「え! 明日ですか?! ちょっと心の準備が」
「でも、時間が無いだろ?」
「それは・・・」
「明日決まるか分からないし、早い方がいいだろ」
「・・うん。分かったわ」
押し切られる形で明日に決まってしまった。
来週の日曜日に村田の結婚式を控え、同期での出し物の練習も大詰めを迎えた。
当日の服をどうするのか、未だ決めていない優は少し焦っていた。
羽奈は自前で行くと言っていたし、他の子は借りたり買ったり色々らしい。
一緒に頼んでおけば良かったと後悔しても遅い。
部屋であれこれ悩んでいた時、忍から連絡があった。
何時もの様に他愛無い話をしていたが、いつの間にか二次会の話になっていた。
「え?まだ決まって無いのか」
「うん。どうしようか悩んでる間に色々あったでしょ。それで・・すっかり忘れてて」
「じゃぁ、俺が選んでもいい?」
「え!?」
「ダメ?」
甘い声が耳を擽り、恥ずかしいのに忍の願いを聞きそうになる。
「え・・と・・」
「ダメ?」
止めの声は更に艶やかで背筋がゾクリとするような声だった。
「ダメ・・じゃないです」
『この声に勝てる気がしないわ』
「良かった!じゃぁ・・今度うちに来てくれる時に」
無邪気にはしゃぐ忍の言葉に驚く。
「え! 明日ですか?! ちょっと心の準備が」
「でも、時間が無いだろ?」
「それは・・・」
「明日決まるか分からないし、早い方がいいだろ」
「・・うん。分かったわ」
押し切られる形で明日に決まってしまった。