男の秘密
「そ、それはそうだけど・・・。」

「で、どうなんだ?」

「こ、ここでは話せないから、あ、後でメールするわ」

加藤に詰め寄られ、顔を真っ赤にして、しどろもどろになりながら話す。

「じゃぁ昼休み、社食で」

「む、無理!」

恥ずかしくて、早く会話を終わらせたい優は、珍しくキツイ口調で言い返す。

呆然としている加藤を見て、しまった・・・と思った。

「と、とにかく、後でメールするから」

加藤を回れ右させ、背中を押しながら退出させる。

『聞かれたかしら・・・』

周りをチラリと伺うが、みんな自分の仕事をしているようだ。

その様子にホッとして席についた。

『落ち着かないと』
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