男の秘密
「別に知り合いと食事でいいじゃない」

結局加藤に連絡を入れられず、羽奈にメールをしてお昼に相談をした。

「でも・・・」

「加藤に態々彼氏かどうか説明する必要無いわよ。」

「そうなのかしら」

ちゃんと説明しないとと意気込んでいた気持ちが楽になる。

「だって加藤と優は同期ってだけでしょ?それとも彼氏なの?」

「か、彼氏じゃない!それに加藤君前彼女いるって言ってたじゃない」

「何時の話をしてるのよ。あんなの半年も前の話よ。今はフリーだわ」

『どうして羽奈はそういう話に詳しいのかしら』

今日は外でランチを食べる事にしたお陰で、少々大きな声を出しても、話の内容が分かる人は居ないのが救いだった。

折角作った弁当を食べられないのは残念だが、羽奈に相談出来たのはラッキーだった。

カルボナーラのパスタを食べながら、加藤への返信の内容を考えていた。
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